このページでは、瑞急線内の各線における運行形態や、主要駅時刻表(平日ダイヤ)を掲載します。また、各駅の簡単な説明やダイヤ解説も載せています。
臨時列車は掲載しておりません。予めご了承ください。
現在、瑞原急行鉄道には以下の種別が設定されている。
全車両指定席の「SEA SUITE(海日向など)」、一部車両指定席(瑞急ライナー併結)の「特急」「空港特急 快都」、一般車のみの「通勤急行」「急行」「準急」「普通」の各種別が続く。
◎統一ブランド「SEA SUITE」(シー・スイート)
・海日向(うみひなた)
瑞急本線(梅田~姫路城前、梅田→御津)間で、6両編成の専用車両を用いて日中に毎時1本運行される特急。全車両指定席で、車両ごとに料金や環境に変化が生じている。設定当初は観光特急の意味合いが強かったが、統一ブランド「SEA SUITE」の設定後は、ラッシュ時にも運行がみられている。
全列車停車駅は、梅田・三宮・明石・飾磨・姫路・姫路城前。平日朝の名谷発梅田行きの1本のみ、名谷と板宿・鷺洲に追加停車する。また、平日朝に1本のみ運行される梅田発御津行きは、飾磨(地上ホーム)に加えて、播磨線内は網干・御津に停車する。御津駅到着後は、姫路城前駅まで回送される。
詳しくは、こちらへ。※最新の内容は未反映です
平日の運行本数 | 運行区間 | 本数 | 備考 |
海日向・下り | 梅田→姫路城前 |
11本 |
(基本便) |
海日向・下り | 梅田→姫路 |
2本 |
夜間のみ設定 |
海日向・下り | 梅田→御津 |
1本 |
早朝に設定 |
海日向・上り | 姫路城前→梅田 |
13本 |
(基本便) |
海日向・上り | 名谷→梅田 |
1本 |
出庫便、朝ラッシュに設定 名谷・板宿・鷺洲に追加停車 |
・暁月(あかつき)
西神線三木駅→瑞急本線梅田駅の間を結ぶ、4両編成特急。朝ラッシュに、梅田方面行きが2本のみ設定されている。(三木車庫から出庫する便のみ)
全列車停車駅は、三木→緑が丘の各駅と西神中央→学園都市→落合→板宿→三宮→梅田。1本のみ、鷺洲駅に追加停車する。各便の梅田駅到着後は、後述の「紅藍」として神戸方面へ折り返す。
詳しくは、こちらへ。※詳細ページ未作成
平日の運行本数 | 運行区間 | 本数 | 備考 |
暁月・上り | 三木→梅田 |
2本 |
朝ラッシュのみ設定 1本のみ鷺洲に追加停車 |
・紅藍(くらん)
瑞急本線梅田駅~播磨線赤穂城駅を計4往復する、4両編成の特急。日中時間帯のみの運行で、「SEA SUITE」ブランドの中では、特に観光的性格が強い。瑞急本線と播磨線をつなぐ飾磨連絡線を経由し、同線内にある飾磨(地上ホーム)にも一部便が停車する。
全列車停車駅は、梅田・三宮・明石・瑞急網干・御津・相生市・赤穂御崎・赤穂城。基本的には2編成の運用で、夕ラッシュ以降は後述の「夕萌路」として運用される。
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平日の運行本数 | 運行区間 | 本数 | 備考 |
紅藍・下り | 梅田→赤穂城 |
4本 |
日中のみ設定 全便が飾磨(地上ホーム)に停車 |
紅藍・上り | 赤穂城→梅田 |
4本 |
日中のみ設定 1本を除き、飾磨(地上ホーム)に停車 |
・夕萌路(ゆめじ)
瑞急本線梅田駅~西神線高塚台駅・三木駅で運行される、4両編成の特急。夕ラッシュ時に運行され、大阪方面からの帰宅需要を主なターゲットとしている。折り返し便2本が、朝ラッシュには無かった逆方向の便として活用されている。朝の「暁月」が停車していた板宿駅を、全ての列車が通過する。
全列車停車駅は、梅田・三宮・落合・学園都市・西神中央。加えて、三木行きは緑が丘~三木の各駅、高塚台発着便は高塚台に停車する。三木駅到着後は、三木車庫へ入庫。
詳しくは、こちらへ。※詳細ページ未作成
平日の運行本数 | 運行区間 | 本数 | 備考 |
夕萌路・下り | 梅田→高塚台 |
2本 |
夕ラッシュのみ設定 当便の折り返しが高塚台始発梅田行き |
夕萌路・下り | 梅田→三木 |
2本 |
夕ラッシュのみ設定 三木駅到着後、そのまま入庫する |
夕萌路・上り | 高塚台→梅田 |
2本 |
夕ラッシュのみ設定 |
・特急(赤色、Special Exp.)
瑞急本線では特急用車両(クロスシート)9両+指定席車両(クロスシート)1両の計10両で運行される、瑞急の主力種別。
前者は梅田~姫路の運行が基本で、一部区間運行の便が存在する。ほぼ全ての時間帯に運行される。
停車駅は、梅田・尼崎市・西宮戎・東灘・三宮・名谷・明石・二見・高砂市・飾磨・姫路・姫路城前。全便が同じ停車駅で運行される。
指定席車両の瑞急ライナーについては、こちらへ。※最新の内容は未反映です
・空港特急「快都(かいと)」(赤色、Airport Liner KITE)
瑞急本線梅田駅または地下鉄線と神戸空港線を直通する、特急用車両(クロスシート)7両+指定席車両(クロスシート)1両の計8両で運行される、空港特急。
梅田~神戸空港、地下鉄文の里~南梅田~神戸空港の2系統が基本で、一部区間運行の便が存在する。ほぼ全ての時間帯に運行される。
停車駅は、梅田(南梅田)・尼崎市・西宮戎・東灘・ポートアイランド・神戸空港。地下鉄直通便は、四天王寺前夕陽ヶ丘・谷町六丁目の両駅を通過する。
指定席車両の瑞急ライナーについては、こちらへ。※最新の内容は未反映です
・通勤急行(橙色、Commuter Exp.)
瑞急本線の葺合~三宮~名谷・硯町・二見を運行する。一般車8両編成で、朝ラッシュのみに運行される。
停車駅は、葺合・三宮・相楽園前・板宿・名谷・星陵台・明舞・明石~二見の各駅。急行が停車する下畑・大蔵海岸を通過する。また、明石~二見間は硯町止まりの普通を代替する役割も担う。
・急行(橙色、Express)
複数の路線系統が存在するが、いずれも一般車8両編成で運行される。
①西神線直通(神戸市内~三木方面)
早朝・夜間を除く時間帯に運行。西神線の一般種別としては最優等種別。停車駅は、葺合・三宮・相楽園前・板宿・落合・学園都市・西神中央~三木の各駅。
②瑞急本線(神戸市内~明石方面)
朝、夕のラッシュ時に運行。特急に次ぐ第2優等の役割を担う。夕方の一部便が脇浜駅まで延長して運行され、東神戸地区の需要を拾っている。停車駅は、脇浜・葺合・三宮・相楽園前・板宿・下畑・名谷~硯町の各駅。
③瑞急本線(西宮戎~梅田)
朝、夕のラッシュ時などに運行。特急通過駅の需要を担うだけでなく、野球開催時には球場最寄りの金楽寺駅にも臨時停車する場合がある。基本の停車駅は、西宮戎・上甲子園・尼崎市・鷺洲・梅田。
④宝塚線直通(宝塚~地下鉄線)
夕ラッシュのみ運行。宝塚線内では唯一、通過運転を行う種別でもある。停車駅は、瑞急宝塚・昆陽池・南武庫・尼崎市・鷺洲・福島・南梅田。地下鉄線内は各駅に停車。
・準急(青色、Semi Exp.)
一般車8両編成で、瑞急本線西宮戎駅より東側の区間、または瑞急宝塚線・瑞急新線・地下鉄線内のみを運行している。宝塚線の全駅や瑞急本線の西宮戎~尼崎市などでは、大阪方面への有効列車としても機能している。
ほぼ全ての時間帯で運行され、尼崎市~鷺洲間のみ通過運転を行う。なお、野球開催時には金楽寺駅に停車する場合がある。
・「普通」(黒色、Local)
全ての路線で設定されている、各駅に停車する種別。原則として一般車のみを使用。
基本は8両編成だが、瑞急本線の二見~姫路城前、西神線の三木~粟生、播磨線の全区間では4両編成で運行。高砂線は最短の2両編成となる。二見駅・三木駅で系統分割が行われており、需要の差に応じて両数が設定されている。4両以下の編成は、一部(または全て)の時間帯でワンマン運転を行う。
なお、播磨線赤穂城駅~瑞急本線姫路城前駅では、日中時間帯で一部車両が「サイクルトレイン利用可能車両」となっている。
サイクルトレインについては、こちらへ。※詳細ページ未作成
※かつて上図の「M」に「深夜急行」(Midnight Express)が設定されていた。この種別は、過去に梅田→西宮戎の片道のみで設定されていた種別である。
※新大阪駅に到着した新幹線の最終電車からの接続を受けたJR京都線・地下鉄御堂筋線から梅田で乗り換えた乗客が、瑞急線の近距離区間(西宮戎まで)を利用していた。新幹線の最終電車からの需要という条件もあり、当時の平日ダイヤでは1日に1本のみ(片方向)が運行されていた。
※当時の停車駅は梅田・尼崎市・上甲子園・西宮戎の各駅で、途中の尼崎市駅で宝塚線普通と接続していた。
※現在は「M」のコードに観光特急「海日向」が設定されているため、休止中の扱いとなっている。深夜急行とほぼ同じ停車駅・区間を運行する急行は「D」のコードにあたる。
詳しくは→【瑞急文学『深夜急行の夜』】